予防接種
Vaccination
Vaccination
お子さまの各種予防接種とおとなの予防接種(肺炎球菌・帯状疱疹ワクチン等)を行っております。
秋からはじまるインフルエンザ予防接種ではご家族みなさま一緒に接種ができます。
「注射生ワクチン(BCG、麻しん、風しん、水痘、麻しん・風しん混合(MR)など)」の接種後27日以上の間隔をおかなければ、「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません。
それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチンの接種を受けることができます。
小児の予防接種は生後2ヵ月から始まりますが、現在ワクチンの種類、回数が多く、大変複雑になっています。当クリニックでは同時接種をお勧めしています。乳幼児健診と一緒に接種することも可能です。ワクチン接種スケジュールについてわからないことがあればお気軽にご相談ください。
毎週木曜日 13:30-15:30(予防接種・乳幼児健診予約診)
時間予約制
※予防接種の時間帯で来院できないかたは一般診療時間内でも接種できますのでご相談ください。
※バナーをクリックすると予防接種のスケジュール等詳しい情報がみられます。
出典:NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会
肺炎球菌感染症は感染すると気管支炎、肺炎などの重い合併症を起こすことがあります。重症化による入院や死亡を減らすために、インフルエンザワクチンとともに肺炎球菌ワクチンを受けましょう。
接種時期はいつでもよく、1回接種で(5年~10年)効果が続きますので、毎年予防注射をする必要はありません。
該当する年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方と60歳から65歳未満のかたで、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害があるかたは定期接種の対象となります。
帯状疱疹とは
子どもの頃に水痘(水ぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
帯状疱疹は、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じる疾患です。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。多くの場合は2~4週間で皮膚症状がおさまりますが、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)とよばれます。50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPHNになるといわれています。原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスには、成人のほとんどの人が既に感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、50歳以上の方については、接種することで発症予防、重症化予防ができるとされています。
帯状疱疹ワクチンは弱毒化生ワクチン(生ワクチン)とシングリックス(不活化ワクチン)の2種類があります。
・弱毒化生ワクチン(生ワクチン)
接種回数は1回。持続期間は5年程度。価格が安く、副反応が少ないが、発症・PHN予防効果はシングリックスのほうが高い。
・シングリックス(不活化ワクチン)
接種回数は2回(2カ月間隔)。持続期間は9年以上。2回接種する必要があり、生ワクチンより費用が高くなるが、予防効果は高い。
当院では2種類の帯状疱疹ワクチンの対応をしております。お気軽にご相談ください。
インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行することが予測されると判断されたウイルスを用いて製造されていますので、毎年接種することをお勧めします。
日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますので、12月中旬までにワクチン接種を終えるとよいでしょう。
13歳以上のかたは1回接種を原則としています。13歳未満のかたは2回接種です。当クリニックでは秋から接種を開始し、ご家族で一緒に接種することができます。詳しくは「お知らせ」をご確認ください。